有馬記念
キタサンブラックが逃げ切り勝ちで有終の美。
結局東京大賞典のケース同様2番手のシャケトラは前にいたものの絡むこともせず、
前残り比率が例年よりも高い馬場では圧勝となりました。
馬が一枚強かったのと中山適性の高さが大きかったかと思います。
まぁ、一昨年昨年とキタサンに絡んだのはマリアライト、ゴールドアクターというG1馬ですから、
今年は絡む馬もG1級ではなかったということでしょう。
2着争いは枠を活かしたクイーンズリング。
流石に牡馬相手は厳しいと思いましたが。
マンハッタンカフェ産駒はルージュバックも5着に来ているだけに、
1400、1800、2200、2500とかの距離が合ってるんでしょうね。
問題はスワーヴリチャードの斜行の影響を受けた3着以下。
シュヴァルグランはやはり本格化していて少なくとも不利がなければ2着だったと思います。
今年も現役続行であれば天皇賞春は最有力といっていいですし、
コース不問で強くなっていると考えます。
スワーヴリチャードはちょっと騎手うんぬんより馬の問題が大きいかと。
ただ、右回り1度走ってるのにこれだけ寄れると不利受けた馬はちょっとなぁと。
サクラアンプルールは最低でも掲示板、内で脚を溜めていただけに3着あったかという感じでしたが、
それが最下位に。馬の能力を云々ということでの降着制度の変更ですけど、
流石に年末やって年始は正月休みとかになりかねないだけに、
G1で悪質な騎乗をやらかしたらG1騎乗停止というのも考えていいかと思いますが。
最後にヤマカツエースの場合前に行った分もありますが、
大阪杯以降、本調子に戻っていないのもあるかもしれません。
東京大賞典
コパノリッキーが逃げ切り勝ちでG1,11勝目で有終の美。
大井は走るとはいえ、最後の半年は全盛期に戻った感があります。
田辺がうまく息を入れているので、やっぱりこの馬は田辺が一番ベストなんじゃないかと思いますが、
別の視点から見ると楽をさせ過ぎな感もあります。
ケイティブレイヴはホッコータルマエではないので、コパノを無理に潰しに行かなかったのでしょうけど、
確かに馬主にとって2,3着は賞金を稼げていいとは思いますが、
こと勝つという観点で見るとその乗り方はどうなのか?と思うわけですね。
サウンドトゥルーのような後ろから行く馬ではないですし。
サウンドトゥルーはさすがに力のあるところを見せました。
帝王賞や東京大賞典ぐらい距離があれば来年も通用するでしょう。
4着以下はちょっと差があるかなという気がしました。
ホープフルS
タイムフライヤーが快勝。ここまで積んできたキャリアを活かした形ですが、
母父ブライアンズタイムっていうのも中山に合うんでしょうね。
ただ、ダノンプレミアムやワグネリアンと並べるとう〜んという印象。
中山適性で逆転できる可能性はありますが、3月までにどれくらい成長しているかが鍵かと。
ジャンダルムは勝ったレースのレベルがと思ったんですが、距離延長もこなしていしましました。
ただ、勝ち馬とは差はあるかなという印象。
むしろ加速するのに時間がかかった3着のステイフーリッシュの方が先の伸びしろはありそうな印象です。
あと、サンリヴァルも前行った中では残った方で見限れないとは思います。
ナスノシンフォニーはスタートでよれてたのに最後5着に突っ込んできてるんですね。
牝馬同士だとどれくらいやれるか気になるところです。