皐月賞、青葉賞、フローラS、マイラーズカップ、アンタレスS、福島牝馬S回顧

皐月賞

先週書けなかったのでまとめて回顧します。
ソールオリエンスがドゥラメンテのような勝ち方。
もちろんハイペースになったのはありますけど、ちょっと1頭だけ脚が違う感じですからダービーも勝ち負けでしょう。
あとは3年連続牝馬3冠路線で順調に使えなかった手塚厩舎で同じことが起きないかというところぐらいでしょう。
2着のタスティエーラは強い競馬してますし、この立ち回りで逆転の余地はあると思います。
ただし、この馬は使い詰てきているため、結局香港回避したヒシイグアスみても堀厩舎の使い詰めでどうなるかは気になるところです。
ファントムシーフは今回だけ見れば楽鉄とかを含めるとタスティエーラは逆転できる可能性があります。
ただ、ソールオリエンス相手は分が悪いので乗り方に工夫が必要でしょう。その前にルメール確保が必須。
メタルスピードはNHKマイルカップなら勝負になりそうですが、賞金持ってないので悩ましいところですね。
この馬が4着に来ているのでスプリングSはレベル高かったんですが、先行勢壊滅してしまいました。
ショウナンバシットは地力は見せましたが、この馬も距離伸びていいかというとう～んという感じでしょう。
先行して壊滅した組は距離伸びていいかというと微妙な感じですが、
ダービーで買いたいのは6着のシャザーンです。
これは高速馬場だとまた違う可能性がありますし、良馬場ならもっといい脚使える可能性があります。
穴でねらいたいですね。

青葉賞

タイムは1勝クラスで1分32秒、3勝クラスで1分57秒出てるのでなかなか判断が難しいですね。
スキルヴィングが勝ちましたが、ルメールの言動見る限り本番乗るのかやや疑問な感じに見えましたので、
このメンバーの中では一枚上だけどが現時点かなという気がします。
ただ、今年の牡馬のレベルはというと2000のタイムで一番いいのがフローラSの勝ちタイムという状況なので、
2分23秒台で走れてたら通用するともいえます。
ハーツコンチェルトは悪くない競馬できてたと思いますね。
どうしてもワンパンチ足らない感じでよくなるのはもうちょい先なのかもしれません。
ヒシタイカンはかかり気味になったのを見ますと、現状2000の方がいいでしょう。
まぁ、勝ち馬と違って順調に使えてないというのはありますけどね。
マイネルエンペラーは内で包まれて進路取りも微妙な感じでまた最後ジリジリ。
ダービー出たいなら来週の京都新聞杯の方がよかったと思いますが、マイネルラウレアとの使い分けですかね。
1600万がボーダーでマイネルラウレアは現状出れそうですが。

フローラS

ゴールデンハインドが逃げ切り勝ち。
タイムはウインマリリンに次ぐ優秀さで、なんと今年の3歳2000mの最高タイム。
前半スローなんですけど、後半11秒台連発して最後突き放している芸当は中々かと。
菅原明良はこの競馬できるのはやはり乗れると思いますし、2400に伸びていいのは間違いないでしょう。
フラワーカップやアイビーSでもなかなかの競馬してますが、現状逃げた方がよさそうです。
ソーダズリングは直線あっさりかわすかと思ったら最後は突き放されました。
これは距離適性の差もあるかなという感じです。姉のマジックキャッスルよりも1800よりかもしれません。
ブライトジュエリーは2戦目でこの競馬できるのだから評価していいかと。
というか迷って切ってしまったのは失敗だったなと。
あと、4着のイングランドアイズと6着のイトカワサクラは強調しておきたいですね。
イングランドアイズは一部でマイラーと書かれてましたが、距離があった方がいいと思います。
6着のイトカワサクラはイングランドアイズよりさらに後方から上がり最速で突っ込んできました。
デビュー戦の2，3着馬が未勝利を楽勝していて、長い目で見たい1頭です。

マイラーズカップ

シュネルマイスターが久々の勝利。
栗東滞在で絞ってきて脚が違いました。
ずっと気になっていたもたつく面も今回は見せませんでしたし。
高速馬場は走れますが、安田記念はソダシあたりも出てくるでしょうから、
もたつく面が出なければ頭でしょうけど、去年のようになると取りこぼしはあるかと思います。
2着のガイアフォースはマイル対応してきたのは収穫かと。
このタイムで対応できたのもよく、マイルG1でも楽しみはあるでしょう。
3着ソウルラッシュは勝ちに行きましたが、最後2頭に差されました。
まぁ、ここは仕方ないですし、シュネルマイスターとも差はないとみておいた方がよさそうです。
シャイニーロックはまっすぐ走れず騎乗停止が出ましたが、地力強化は明らかでしょう。G3なら勝ち負けできそうです。
マテンロウオリオンは決め手の差がでましたが、地力は見せました。
ビーアストニッシドとキングエルメスもそんなに負けてないですし、不利受けてますからこの2頭人気落ちるなら次はねらい目でしょう。
ジャスティンスカイは重賞の壁でしょうね。

アンタレスS

これはプロミストウォリアが強かったです。
負かしにいったカフジオクタゴン突き放していますし。
現状自分の形に持ち込めれば帝王賞とかでもある程度やれると思います。
ヴァンヤールとキングズソードは差を詰めてますし、重賞勝てるチャンスが出てきた感じです。
カフジオクタゴンは勝ちにいった分と時計面の問題もあるかもしれません。
なかなか勝ちきれませんが、この競馬できれば交流重賞でも賞金は加算できるでしょう。

福島牝馬S

ステラリアが復活の勝利となりました。万全じゃないように見えましたが地力の違いかなと。
ヴィクトリアマイルでという馬ではないですが、エリザベス女王杯に向けてはきっかけになる勝利かと。
ビックリボンは賞金加算出来て最低限の目標は達成したかと。
ただ、2200がどうかというタイプにも見えるんですよね。
クリノプレミアムは最後は目標にされた分でしょう。
他の人気どころで気になったのはウインピクシスで、今回はちょっと消極的過ぎたかと。
リューベックに先着した馬ですから、クイーンSとかなら勝負になると思いますけどね。