競馬好きな社会人の日記

競馬好きな社会人の日常をつづった日記です。

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菊花賞回顧

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まぁ、菊花賞の舞台でこれは本当に最強馬の一頭として数えてもおかしくない馬になったと思いました。
おそらくミスターシービーみたいに、出負けして最後方から坂の手前でまくって直線手前で先頭というレースをするかと思いましたが、
スタートがいつもにもましてよかった。
道中はかかりっぱなしでしたね。
で、佐藤哲三シャドウゲイトスティールキャストばりに逃げて、
直線入ったところで、ノリのアドマイヤジャパンが手ごたえよく抜け出したときは、
セイウンスカイの時のスペシャルウィークみたいになるか?とも思いましたが、
33秒台で一気に交わしてしまいました。
届かないと思ったところから差すんですから、化け物ですよ。
京都競馬場に13万も人が来るのは10年ぶりだそうですが、
この馬を見て感動する人すらいたと言う。それもわかる気がする。
とにもかくにも、これまで無事に来たのは池江泰郎調教師の手腕は大きいと思う。
メジロマックイーンで長距離レースを勝ってたのも大きいでしょうね。
勝ちタイムは何の因果かナリタブライアンと同タイム。
これは天皇賞春でても勝つでしょう。


以前にも書きましたが、盛り上がるためにはライバルが必要だと思っています。
JCと有馬記念を両方無理に使う必要はないと思います。
ただし、ディープインパクトが出走するレースにゼンノロブロイタップダンスシチーには絶対に出てもらいたい。引退前にやって、世代交代もうまくいくし。
できればスイープトウショウにもでてもらいたい。
後、ナリタブライアンの時のヒシアマゾンみたいな存在になり得たシーザリオが故障でいないのは残念ですが・・
柏木集保が「ミスタープロスペクターや、ノーザンダンサー、ミルリーフのような起点の種牡馬となれる可能性もある。」とまで言っている。それくらいのすごさとも言える。
ともあれ、来年は海外へ行くようなので、もしかしたら凱旋門を来年勝てるかもしれないと希望を持たせてくれる馬だ。


他の馬にも触れていくと、ローゼンクロイツは手ごたえ悪そうだったが、なんとか3着。
この辺が秋になての成長でしょう。
本来はもっと後ろから行く馬ですし。
どうやら姉のローズバドに似て、G1戦線に絡むようだ。
ロゼカラーに子はG1でも馬券になる。
ロゼカラーの弟(ヴィータローザ、ロサード)だとG1じゃからっきしダメということか?
フサイチアウステルアドマイヤフジシックスセンスに関しては、
先週書いたように、四位、福永、藤田は長距離だと・・というのがあるかもしれない。
自分の競馬はしたフサイチはいいが、ディープの後ろにつけた、
シックスセンスアドマイヤフジは負かしにいく気合が足らなかったと言わざる得ないでしょう。
マルブツライトは2000m以上でのレースを2回しか走っていなかったので、長距離の経験が足らなかったかなぁ。


最後にアドマイヤジャパン
やっぱりノリは長距離で武豊よりも頼りになります。
今年のダービーのインティライミや、去年のダービーのハイアーゲームみたいな強い馬を負かしに行くすばらしい騎乗。
あそこまであわやと思わせたのだから、すごいです。
それに、この馬の母親はビワハイジですしね。
ダービーは本調子でなかったのと、神戸新聞杯はゴール前抑え気味と来る要素はありました。神戸新聞杯はいい試走になったと思います。
しかし、振り返るといいレースだったとしみじみ思います。