福島記念
ヤマカツエースが重賞2勝目。
古馬相手に善戦できていただけに54キロの斤量は大きかったですね。
基本的にはマイルも走れる馬と思いますが、
G2レベルでやれるかというとまだわからないという感じでしょうか。
ミトラは流石に斤量が堪えたと思いますが、
オールカマーであれだけ走れたのですからここでは地力で2着に来た感じです。
後はファントムライトは結構力つけてる気がしました。
エリザベス女王杯
マリアライトが重賞初制覇でG1制覇。
ここまで読みが当たるレースも年間にほとんどないのですが会心であったと思います。
予想の時点で根拠としたことがすべてなのですが、
オールカマーは1，2着したショウナンパンドラとヌーヴォレコルトと比較して、
この馬は明らかに仕上がってなかったと思います。
それに加えてこの馬京都の下りで加速して直線入るという戦法がこの馬にぴったりだったのではないかと。
仕上がってなかったのもあるとはいえ、中山2200ではそれが厳しかったかと。
陣営の仕上げと蛯名の完璧な騎乗で勝てたという感じですが、
メイショウカドマツやサトノノブレスに勝っている馬ですから弱くはないです。
弱ければヌーヴォレコルトに交されていると思いますし。
これから更に力をつければ牡馬相手にも通用すると思います。
有馬記念出てきたら3連複の穴で買う価値はあるんじゃないかと思います。
久保田厩舎はようやくG1勝てましたね。
腕のある調教師と思うのですがどうもダートに偏っていました。
ただ、2歳牝馬にも面白い馬がいるのでぽんぽんとG1を勝っていくかもしれません。
ヌーヴォレコルトはまさかあれほど後ろから行くとは思いませんでしたが、
大外枠だっただけに仕方ない面もあるかと思います。
力のある馬ですが、やっぱり有馬記念とか宝塚記念で内枠引いてこその馬なのかなという気がします。
タッチングスピーチは最後凄い勢いで来ましたが、
この馬うまく加速できないと届かないという欠点が出たかなと。
もう少し前で競馬できるようになるともっとよくなると思うのですが。
ルージュバックはよく走っていると思いますが、
オークスみたいな競馬していたらどうなったでしょうかね？
個人的には一回戸崎以外(例えばデムーロ)を試してほしいのですが。
フーラブライドは勝ちに行ったとは思いますが、
結果的にスタートで前目につけすぎたかなと。
残り200で3連複で唯一厚めに買ってた組み合わせで決まるかと思い興奮してしまいましたが。
最後にラキシスですがやっぱりピークを過ぎてるように見えるんですよね。
そもそも大阪杯のことが持ちあげられますが、
右回りのスピルバーグと全く走っていないショウナンパンドラという要因を考えると
今を思えば本当にレベル高かったのか？という気がします。
阪神大賞典組は4頭が天皇賞春か宝塚で馬券に絡んでますし。
粒ぞろいの4歳と3歳が上位を占めたように完全に世代交代という感じがします。
ただし、ヴィクトリアマイル向きの馬がいるかというと上位は2000以上に適性があるでしょう。
それを考えると牝馬のマイル路線は今後どうなるのかな？という気がします。
ケイアイエレガントやストレイトガールも引退は近いですし。
