有馬記念を考える上では、穴を開けた馬の傾向があると考えるため、
それをピックアップしておくメモ書きみたいなものです。
過去10年、6番人気以下で3着以内に来た馬
2000年 ダイワテキサス
2001年 アメリカンボス
2001年 トゥザヴィクトリー
2002年 タップダンスシチー
2002年 コイントス
2004年 シルクフェイマス
2005年 リンカーン
2006年 ポップロック
2007年 マツリダゴッホ
2007年 ダイワメジャー
2008年 エアシェイディ
2008年 アドマイヤモナーク
2009年 エアシェイディ
とこれだけ上がるわけです。
こうしてみると3歳馬で穴人気で来た馬はいないということがわかります。
マヤノトップガンも6番人気で、テイエムオペラオーとダイワスカーレット1回目が辛うじて5番人気という程度。
今年は大量に3歳馬が出てきますが、穴馬は古馬と考えて間違いないでしょう。
で、この馬達がその時点でどういう成績だったのか?
2000年 ダイワテキサス
主な勝ち鞍:関屋記念×2、オールカマー、中山記念、新潟記念
秋のローテ:新潟記念1着→天皇賞秋9着→JC5着
2001年 アメリカンボス
主な勝ち鞍:エプソムC×2、中山記念、AJC杯
秋のローテ:オールカマー6着→毎日王冠8着→JBCクラシック11着→JC10着
備考:前年の有馬記念6着、安田記念6着としれっと来ていた。
2001年 トゥザヴィクトリー
主な勝ち鞍:クイーンS、府中牝馬S、阪神牝馬特別、エリザベス女王杯
秋のローテ:ドバイ休養明け→エリザベス女王杯1着→JC14着
備考:桜花賞3着、オークス2着、フェブラリーS3着、ドバイワールドC2着
2002年 タップダンスシチー
主な勝ち鞍:朝日CC、日経賞2着
秋のローテ:朝日CC1着→京都大賞典3着→アルゼンチン共和国杯3着→京阪杯5着
備考:京都新聞杯、日経新春杯、京都大賞典、アルゼンチン共和国杯で3着、中山は2回重賞走って、2着1回3着1回
2002年 コイントス
主な勝ち鞍:白富士S勝ち、毎日杯2着、アルゼンチン共和国杯2着、日経賞、七夕賞、札幌記念3着
秋のローテ:札幌記念→アルゼンチン共和国杯2着
2004年 シルクフェイマス
主な勝ち鞍:日経新春杯、京都記念、宝塚記念2着、天皇賞春3着
秋のローテ:宝塚記念→天皇賞秋10着
2005年 リンカーン
主な勝ち鞍:阪神大賞典、京都大賞典、菊花賞2着、有馬記念2着
秋のローテ:宝塚記念→京都大賞典1着→天皇賞秋15着→JC4着
2006年 ポップロック
主な勝ち鞍:目黒記念、メルボルンC2着
秋のローテ:目黒記念→コーフィールドC7着→メルボルンC2着
2007年 マツリダゴッホ
主な勝ち鞍:AJC杯、オールカマー、日経賞3着
秋のローテ:札幌記念→オールカマー1着→天皇賞15着
2007年 ダイワメジャー
主な勝ち鞍:皐月賞、ダービー卿CT、マイラーズC、毎日王冠、天皇賞秋、マイルCS×2、安田記念
秋のローテ:毎日王冠3着→天皇賞9着→マイルCS1着
備考:ドバイ3着、前年有馬記念3着
2008年 エアシェイディ
主な勝ち鞍:AJC杯、その他善戦重賞多く省略
秋のローテ:宝塚記念→オールカマー5着→天皇賞5着
備考:同年の安田記念や天皇賞で上位との差が縮まっていた。
2008年 アドマイヤモナーク
主な勝ち鞍:日経新春杯、ダイヤモンドS、京都大賞典2着
秋のローテ:天皇賞春→京都大賞典2着→天皇賞12着→JC12着
備考:中山では掲示板を外したことなし。
2009年 エアシェイディ
主な勝ち鞍:AJC杯、その他善戦重賞多く省略
秋のローテ:新潟記念→天皇賞8着→JC5着
こうして見ていくと穴馬と関連性が高いのは、
?中山1800、2200、2500
?京都2400
といえそうな気がしてきた。
今回古馬が少ないが、G1馬2頭を除くと、
フォゲッタブルは強く推せないが、
京都2400得意で騎手強化のメイショウベルーガと、
善戦マンタイプではあるが、中山の成績は悪くないジャミールは過去の穴馬の傾向に合致する。
トーセンジョーダンは三浦じゃなくて松岡なら本命にしてもいいくらいだったんだが・・
ただ、相性最悪のアルゼンチン共和国杯勝ち馬なので、データ的にアウトだろう。
来た記憶がない。負けた馬はグラスワンダーとかタップとか来ているんだけど。
明日は中山初出走の馬でも調べてみますかね・・特に古馬で3頭もいるし。