原発とメディア 新聞ジャーナリズム2度目の敗北

原発とメディア 新聞ジャーナリズム2度目の敗北

朝日新聞記者が、朝日のOB、OG等に取材して、
原爆投下から朝日新聞がどのように報じてきたかをまとめた本。
正直これを読む前までは、読売＝正力のイメージから、
読売が原発を推進してきたという印象を持っていた。
しかし、この本を読むと対極に位置するはずの朝日も推進していたということ。
しかも、何度も事故や原子力関係の事故の隠ぺい等が明らかになっても、
それを指摘せず、推進の意見を載せていたという内容。
こういう内容が書けるのだから、
どうもマスコミでタブーになってる、電通や朝鮮・中国関連についても
大手新聞社所属の人間で書いてもらいたい。